指導の相性の良い家庭・悪い家庭

指導依頼・学習相談

相性

講師を長く続けていて、私と相性の良い家庭と悪い家庭があることは自覚しています。
今回は相性をご説明致します。

相性の良いご家庭

私と相性の良いご家庭は、保護者の方が目的を達成するためには代償も必要であることを理解されているご家庭です。別に変な意味ではなく、努力を費やし懸命に取り組まなければならないということです。

違う言い方をするならば、目標・目的から話をなさる保護者のご家庭とも言えるかも知れません。

相性の悪いご家庭

・子供が辛い目に合うことを許容できないご家庭
・ゆる受験を望まれるご家庭
・レバレッジを効かせようとなさるご家庭
・子供目線から話しをなさるご家庭
などでしょうか。こういったご家庭とは上手くいった試しがありませんので、私などではなく他の方に指導を望まれることをお勧め致します。

相性の理由

何故、相性の良い悪いが生まれるのかというと、私の指導が厳しいだからだと思います。
大体の保護者の方からそう言われるので、間違いないのでしょう。私は本気で子供にぶつかっていきますのでそうなってしまいます。今まで穏やかに最後まで指導を終えられた子供は数人だけだと思います。例外なくそうできた子は最上位校に合格していきましたが。

苛烈になる理由は、私が指導時に考えていることは子供が成長し合格の確率を少しでも上げることだけだからです。そのために子供に現実と向き合うことを要求します。

そしてぶつかる現実は、
要求したからと言って自然とやれる子はほぼいない
ということです。

仕方がないと思います、私自身も子供時代そうだったと思います。子供を卑下して言っているわけではなく、年齢的に仕方がないことだと言っているということはご理解下さい。そしてそれこそが中学受験なのです。まだ未熟な年齢の子供に、とても過酷な内容を克服することを要求するのが中学受験です。

だからこそ、私の指導は子供の中学受験への捉え方にも手を出します。自然に出来ないことが当然な内容を指導の上で出来るようにする、これこそが私が指導する価値だと思っています。

指導の基準

誤解のないようにお伝え致しますと、苛烈と言っても昭和の時代のようにいきなり頭ごなしに叱りつけるなどのようなことはありません。
私が持つ基準ラインは明確で、絶対に譲らないことは
手を抜くことを何度も繰り返す
ことです。
体調不良・家庭の都合などの一般的に理解できる理由以外は子供であろうと決して許容しません。
そう指導することで、感情とは別に必要性のあることは行わなければいけないということを定着するためです。
単純に言うと、やらなきゃいけないことは分かるがやる気がないから怠ける、これを絶対に行わないようにするということです。

それが出来ると中学受験という状況から自分を見ることも出来るようになっていきます。この感覚が無いと入試は上手くいきません。何故なら、受験は決して子供たちに合わせてくれないからです。だから、合わせなければならないのは子供たちです。中学受験という状況に自分を合わせて必要なことを改善していく、これをどこまで積み重ねていけたかが合否を分けていきます。仮に結果が上手く出なかったとしても、この感覚と改善していった経験がある子は将来においてとても強いと私は思っています。

これこそが成長ではないでしょうか。

保護者に求めるもの

私が指導し、上記に記載した物を身に付け成長できることに中学受験の中で大きな意味があると考えています。
そのために、私が保護者の方に求めるものがあります、それは保護者の覚悟です。
中学受験は高度です、その分過酷な内容になります。その過酷な内容に子供が向かう際には、どうしても負担が掛かりますので順風満帆な道のりになることのほうが稀なのです。そのため子供は超えられない壁や精神的にとても辛い時期などが降りかかります(私はそれこそが大事な経験だと思いますが)。その時にまだ小学生で幼い子どもには甘えが出ます、出る方が自然なことです。その時に、保護者が甘えを許さない覚悟を持てなければならないです。それがあっての中学受験です。
ある意味、これこそが中学受験が親子の受験と言える一つの理由と言えます。

覚悟を保護者が持ち、ご家庭が目標に向かう強い意思を持てるなら将来に繋がる成長を中学受験で遂げられるように指導させて頂きます。

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