指導理念

プロフィール

武田への指導を検討いただいている保護者の方に私の指導理念をお伝えいたします。

武田の理念

私が重要視していることは下記の2つです。

中学受験から得られるもの

私の考える中学受験の指導における最も重要なことは成長です。合格というのはその先の結果なだけだと考えています。
日々、積み重ねることが出来た!今まで出来なかったことが出来た!困難に向き合えた!!
こういった成長を体験し、積み上げることこそが中学受験における最も重要な結果であり子供への財産だと感じています。

中学受験は成長を生み出す場

中学受験は過酷です。さらに間違いなく本質は競争です。そしてそれこそが成長を促し生み出してくれるのだと私は考えています。

賛否があることはもちろん分かっていますが、小学生というタイミングでこの多大な成長を得られる場を経験できることは非常に大きく意味があることです。

だからこそ、全力で臨むべきです!本気で取り組むから成長を得られるのです!!


以上から中学受験で最も重要なことは
中学受験に本気で臨み成長を遂げること
だと思っています。
これこそが私の指導理念だと言えます。これこそが今後の子供の将来に繋がる意味のある中学受験です。

成長に必要なもの

私が中学受験に最も重要だと思う成長、では成長を遂げるために必要なものは何なのか、それは現実と向き合うことだと思っています。

・自分が今の状況に対して必要なことが行えているかどうか
・自分は今、都合の悪い現実から目を背けていないか

そういった現実を客観的に判断し向き合うこと、それこそが成長するために必須の条件だと考えています。
逆に中学受験に臨んでいるのに上手く行かない子というのは往々にして現実と向き合うことはしていません。それ以前に、そもそも学習に興味のない子も多くいますね。それでも、時間と費用をかけて行っている中学受験という内容に無関心・無興味で良い訳はありません。そういったことに関して、自分で考えることが上記の現実と向き合うことの一つだと思っています。

現実と向き合う方法

私が考える子供が現実と向き合う方法、それは指導経験上一つしか無いと思っています。
それは大人がまず現実と向き合うことです。都合の良い夢物語ではなく不都合な現実、これをまず大人がしっかりと向き合い現状を正確に確認する、これが一番先に必要なことだと言えます。

子供はあくまで小学生という未成熟な状態です。その子に「自分の力(だけ)で困難な現実に向き合って何とかしなさい」というのが出来るのならば世の中はもっと素晴らしいものになっているはずです。
だから出来ないことが当然でそれを大人がフォローする、その姿勢を保護者が持ちその上で問題点を考え改善することを図ることをしましょう。
そこまで用意して、ようやく未成熟な子供にも辛い現実と向き合う入り口に立てるかどうかというレベルです。そもそも大人が不都合な現実から目を背けるなら、子供が背けるのは当たり前ではないでしょうか。
その姿勢を保護者が持った状態がまずスタートラインです。その上で、同じ意識を持つ家庭が切磋琢磨する中合格という結果を出すためには頭一つ抜け出る必要があります。そこまでを求め、さらに塾だけでは不安なレベルであればしっかりと指導できるフォローを付けるべきです。
適切な講師を見極める参考に下記をどうぞ。

何を指導するか

私は指導で子供が成長を遂げ志望校の合格への確率を上げていくことを目的としています。
それを達成するために指導することは下記の2点です。

①本質的な学習

私はいわゆる合格するためだけのテクニックや知識だけの指導は行いません。中心として教えるのは、論理の説明と思考パターンです。

あくまで本質的な学習である論理・ロジックの理解、そして身に付けた論理を定着させどう活用していくか、これらをしっかり出来た上で合格するためのテクニックであると考えています。

②積み重ねを作るための姿勢作り

保護者が誤解していることの一つとして、算数の思考や論理を閃きに近いものと考えていることです。
算数といえども、基本的には暗記になります。ネガティブな印象を持つかもしれませんが、それは丸暗記と混同されているからです。暗記し定着させるべきは、論理と思考パターンです。問いを区別大別するための論理、その後どう対処するかのフレームワークとしての思考パターン、これらは自分の中で定着させるべきものです。その都度考えるものではありません。

もし常にいちから考え、構築し解ける子がいるならその子は歴史上の偉人になれるレベルの天才です。私などの凡夫では指導は出来ません。

それではどうやってその積み重ねを作るのかというと、イメージはスポーツのフォームづくりに近いです。まず、正しいフォームを身体に染み込ませる、そしてそれを状況に応じて適切に活用できる、これは正しい練習を繰り返し行うことで得られることです。
この部分を指導して定着させていくことが私の指導の基本軸になります。

厳しさ

私は絶対に妥協・許容しない点が一つあります。それは怠けることです。当たり前の事とと思われるかもしれません。ですが、人は怠ける生物です。好きにやらせるとすぐに怠け始めてしまいます。だから、私は徹底的に学習の中身を管理確認し怠けずに行うことを指導致します。

『何度も言ったら分かる・伝わる』と言う講師や保護者がいますが、キツイ言い方ですがこれはただの綺麗事に過ぎません。子供が何かを出来ないときには2つの理由があります。
①ただ知らなかっただけ
②現状では出来ないから
優しく話して改善されるのは①の内容のみです。知らないだけなら、すぐに改善されるのです。
②は出来ない理由を見つけ、それを改善しない限り出来るようにはなりません。だから私は常に最初の1・2回は優しく話しをします。しかし、何度も同じことを繰り返した場合、優しく言うのは止め非常に厳しく叱ります。優しく伝えても変わらないからです。

私は常に子供に下記のことを突き付けています。
今、叱られて辛い思いをして改善をしなければいけないと思うこと
それと
今、放置され6年生の2月で泣きたくなるような嫌な思いをすること
このどちらが良いと思うのかどうかを、です。

だから、私は子供の甘えを許容いたしません。

保護者へのお願い

私の指導は時代の流れとは逆行した厳しい指導だと思います。
※体罰や事情を無視した一方的な指導は行いません。体調面や家庭事情(冠婚葬祭など)・学校事情(運動会・修学旅行など)は当然考慮致します。

そうせざるを得ない理由は、成績を上げ志望校に合格するまで成長を遂げることがそれだけ難しいことだからです。
自然に、子供に何の負担もなく出来るのであれば誰も受験で苦労などしません。尋常ではない努力と正しい方向性が求められます。だからこそ、中学受験で成功できることは子供が大きな成長が遂げられるのだと言えます。まず、そのことを保護者はご理解を下さい。

その上で、私から保護者の方に一つお願いがあります。

それは、保護者の方は覚悟を持って下さい、ということです

上記の成功を得るために子供は辛く苦しい思いをするかもしれません。しかし辛く苦しいからこそ、それを超えられることが成長をもたらしてくれるのです。保護者の方にはその茨の道に子供を進ませる覚悟を持ち、腹を括って下さい。それこそが中学受験を行うということなのです。

子供が辛い中足を前に進もうとする時、後ろで保護者がそれに疑問を持ち悩んでしまったら子供は前に進められるでしょうか。保護者が強い覚悟を持ち、必要なことなのだと腹を括っていることは子供が前に進むための大事な理由なのです。

だから、保護者が覚悟を持って下さい。覚悟を持って頂ければ、私は全力で支え何としてでも成功の道を作っていきます。
是非、本当の意味で子供の将来に繋がる中学受験の成功を達成しましょう。


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